いきいき健康らいふ
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20091211(金)  涼しい秋、寒い冬は日焼け止めを塗らなくていいの?(最終回)
 シミやシワの原因となる紫外線。日差しが強く暑い夏には、日傘をさして出歩く女性を多く見かけましたが、最近はめっきり少なくなりました。では、秋や冬はUVケアをしなくてもよいのでしょうか。実は冬でも、夏の紫外線の約4分の1の量が降りそそいでいます。また曇りの日でも晴れの日の約60%、雨の日でも約30%あるといわれています。1年を通じて紫外線対策は必要ということになります。日傘をささないまでも日焼け止めだけは使用したいものです。
 そこでよくみかけるUVカット効果を表すSPFについて。その正確な意味を皆さんご存知でしょうか。SPFとはUVカットの有効時間を示す数値です。SPF1で20分間の効果があるという意味です。たとえばSPF30の表示があれば、20分間×30=600分間(10時間)の効果があるということになります。このSPF1=20分間は、20分間で日焼けをする人を基準としていますので、実際には個人差がありあくまで目安です。しかも、期待できる有効時間の間、最後まで充分な効果があるわけではありませんので、こまめな塗り直しが必要です。また塗る量が充分でないと効果が発揮されませんので、時間をおいての重ねづけが必要です。これからの季節も日焼け止めを正しく使用し、紫外線対策を忘れずにお過ごし下さい。

スキン・ソリューション・クリニック
院長 脇田 加惠
http://www.skinsolutionclinic.com/

20091113(金)  ちゃんと知っていますか。インフルエンザワクチン
 今年は新型インフルエンザのため、ワクチンにも関心が高まっています。本来、インフルエンザワクチンは肺炎などの重症化予防が目的です。ワクチンのインフルエンザ発症予防効果は、50〜80%程度であると言われています。しかし、100%ではないにしろ予防することは無駄ではないのではないでしょうか。(副反応についてもいろいろな説があるのは事実です)なぜなら、インフルエンザ脳炎などは、発熱してから比較的短時間に発症しますが、抗インフルエンザ薬には脳炎の発症予防効果がなく、インフルエンザワクチンが唯一の予防方法といわれているからです。
 また、理論的には季節性ワクチンは新型インフルエンザには効果がなく、新型ワクチンは季節性インフルエンザには効果がありません。今(10月末時点)流行しているのはほとんどが新型インフルエンザですので、今あせって季節性ワクチンを打っても今流行しているインフルエンザには効かないことになります。またインフルエンザワクチンの強い効果の持続は5ヶ月といわれており、接種時期と流行期間を勘案しての接種が重要です。なお、2回接種する場合の(季節性同士など、同種類のワクチン)間隔は4週間程度が望ましいとされています。

塙小児科医院 
院長 塙 佳生
http://hanawa-clinic.com/

20091009(金)  届け、区民の声!
 中央区の住民は11万人を越え、また平成20年度の中央区の分娩数は1,300人近くになりました。これは喜ばしい事です。
 しかし、この内25%強のみが中央区内でお産をし、残りの75%弱が区外で分娩先を見つけなければなりませんでした。つまり、これが『お産難民』です。折角中央区の人口が増加傾向を示してきているのに、このままだと人口増加が止まり、増えた区民が再び区外へ流出してしまうでしょう。子育て支援も大切な事ですが、まず区内で安心してお産が出来る施設を作る事が必要ではないでしょうか。その次に保育所を増やし、安心して仕事が出来る環境を作ることだと思います。これも子育て支援の一つではないでしょうか。妊婦にお金の補助のみしていてもお産が終われば何もなくなります。こんな無責任な対処方法はないと思います。お金の補助だけをして、その他の事は他区や他県に任せるのは無責任極まる事です。一刻も早く中央区民が安心してお産が出来る病院を行政、医師会、そして区民が協力して建てようではないですか。区民の皆様、女性だけではなく男性の方も、妻や娘、嫁や孫等々、声を上げようではないですか。
 中央区で生まれ、中央区で育つ区民を増やしていこうではありませんか!!
 区内に産院を!!

早川クリニック 
院長 早川 篤正
http://www.hayakawa-clinic.info/

20090911(金)  網膜剥離(もうまくはくり)
 網膜剥離とは、網膜(眼の内側にある、ものを見るための神経の膜)が眼球の内部で剥がれてしまう病気です。何らかの原因で網膜に穴が開き、そこから水が入り込み網膜が浮き上がることによって起こるのが一般的です。網膜が剥がれた部分は光や色を感じる機能が失われてしまうため、見える範囲が狭くなります。剥がれた部分が拡がって網膜の中心部分にまで及ぶと視力が低下します。
 初期症状としては、黒い点やゴミのようなものが飛んで見える
(飛蚊症)、ピカピカと光って見える(光視症)ことなどが挙げられます。そのまま放置すると、多くの場合剥がれた部分が拡がって失明に至ることもあり、大変危険です。早期発見、早期治療が失明を防ぐ第一歩ですので、飛蚊症や光視症に気付いたら早めに眼科で眼球の内部(眼底)の詳しい検査を受けることが大切です。
また、近視が強い方、アトピー性皮膚炎の方、眼を強く打った方なども、網膜剥離になる可能性があるため、上記の症状がなくても眼科での検査をお勧めします。

水天宮藤田眼科
院長 藤田 浩司
http://www.cojin.org/sfoc/

20090821(金)  耳に水が入ると中耳炎になるってほんと??
 耳に水が入っただけでは中耳炎にはなりません。大昔の「迷信」だと思って下さい。中耳炎の原因は風邪を引いて鼻やのどの炎症を起し、それが鼻と耳をつないでいる「じかん耳 管」を通って中耳に感染が波及して起こるものです。もともと耳の中(がいじどう外耳道や鼓膜)は顔や手と同じ皮膚で出来ています、ですから顔や手が水に濡れても大丈夫なように、耳も炎症は起こりません。海やプールで泳いだ後や、お風呂でシャンプーをした後も耳に水が入ってもとらないで結構です。少し時間が経てば体温で蒸発しますし、もし気になったら片足立ちで耳を下にして「ケンケン」の要領で頭を振って水を落としてください。綿棒で耳をいじるのは、ふやけた耳の中を傷つけてしまい、かえって炎症をおこしてしまうので逆効果です(外耳道炎を起してしまう事があります)。特に市販の綿棒は太く硬すぎます。ただし、極端に耳あか垢が詰まってしまっていたり、以前から鼓膜に穴が開いている慢性中耳炎と言われている人は耳鼻咽喉科で診てもらって下さい。
 くれぐれも耳はいじり過ぎないようにしてください。

日本橋大河原クリニック
院長 大河原 大次
http://www.ikiikinet.com/ohkawara/

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